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最強のマンガの描き方おしえます

オリジナリティーあふれる人気漫画には、共通する「基本の型」があります。その「基本の型」を身につけて、自分のマンガに活かしましょう。 全漫画家志望必見。キャラクター作りからストーリー、演出、表現方法まで、漫画の描き方の教科書ブログ。

【漫画のキャラクターづくり】○○マンを作ろう!~『とっても!ラッキーマン』を参考に~

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【漫画のキャラクターづくり】○○マンを作ろう!~『とっても!ラッキーマン』を参考に~

 今回の重要キャラ、ラッキーマン


『とっても!ラッキーマン』はキャラクターづくりの教科書


土田博士
「まり子ちゃんは、『とっても!ラッキーマン』って漫画を知ってるかい?」

まり子ちゃん
「タイトルだけ聞いたことがありますけど、読んだことはないです」

土田博士
「『週刊少年ジャンプ』で連載されて、90年代に小学生の間で大うけした漫画なんだけど、このマンガは、キャラクターづくりの教科書みたいなところがあるんだ。ちょっとそれを見てみよう」

『ラッキーマン』はキャラがブレない


土田博士
「主人公はラッキーマン。宇宙を守るスーパーヒーローなのに、実力は並みの地球人以下で超弱い。でも、その名の通り、どんな宇宙人相手でも幸運(ラッキー)だけでやっつけてしまう、最強のヒーローなんだ。



たとえば明後日の方向に撃ったビームが、偶然鏡に反射して、敵に当たったり、躓いただけなのに敵の攻撃を運良くかわしたり、ラッキーマンは何もしていないのに敵が勝手に電車にひかれたり、とにかくラッキーだけで、どんな敵でも倒してしまうのがラッキーマンなんだ」

まり子ちゃん
「名前の通り、ラッキーだけなんですね」

土田博士
「そう、ラッキーマンは、他の実力は何にもないけど、運だけは宇宙位置なんだ。

他のキャラクターを見てみよう。

努力マン



彼は常に努力していて、日々の修業は決して欠かさない。たとえ実力が足りない時でも、努力で無理にカバーしようとするんだ。それがうまくいくときもあれば、空回りすることもある。ラッキーマンと違い、まじめな努力を欠かさない男だ。



スーパースターマンは、目立つためなら何でもする。勝ち負けやなんかより、目立てばいいんだ。カッコつけばかりしているから、地道な努力をする努力マンとは仲が悪い。



勝利マンは勝利至上主義。ジャンケン競馬パチンコ、ありとあらゆる勝負に負けたことがないと豪語し、勝つためならどんな卑怯な手段もいとわない。負けるぐらいなら死を選ぶのが勝利マンだ。

他にも、友情マン天才マン男のロ・マンなど、色々なヒーローや悪役宇宙人が登場するんだ」

まり子ちゃん
「みんな『○○マン』なんですね。このマンガが、キャラクターづくりの教科書なんですか?」

土田博士
「そう。このマンガは、正直絵は下手だし、ストーリーが上手なわけでもない。でも、大ヒットしてアニメにもなったのは、キャラクターが面白いからだ。

どうしてキャラクターが面白いのか。それは、極端なキャラクターが、決してブレずに描かれているからだよ」

まり子ちゃん
「以前やった、『キャラクターは普通の人を極端に描け』ってやつですね」

土田博士
「その通り。漫画のキャラクターは、一言で『こいつはこういう奴』って言えるぐらい特徴があると、読者の印象に残るし、受けやすい。

『とっても!ラッキーマン』のキャラクターたちは、『こいつはここが極端で面白いんだ』っていうのが、すごくわかりやすいんだ。

ラッキーマンなら、誰よりもラッキー。
努力マンなら、誰よりも努力する。
スーパースターマンなら、誰よりも目立とうとする。
勝利マンなら、誰よりも勝利にこだわる。

こいつは『○○マンだ』というのがはっきりしているから、キャラクターを作りやすいし、動かしやすい。読者も、キャラクターの何が面白いのか、よくわかるんだ」

まり子ちゃん
「作者が動かしやすくて、読者にも面白いって、理想的ですね」

自分のキャラに「○○マン」とあだ名をつけよう


土田博士
「この『ラッキーマン』は、『こんなにキャラクターが立っているマンガは他にない』と評価する人もいるぐらいだ。

自分で漫画を作るときに、自分の頭の中で、キャラクターに『○○マン』ってあだ名をつけてみるといいよ。

自分でキャラクターを作るときに、いろいろと設定を入れてしまって、どれが一番描きたい特徴だったのか、はっきりしなくなってしまうことはないかい? 

例えば、『お金が大好きで、勉強が嫌いな野球部員』というキャラクターを作ったとしよう。『お金』と『勉強』と『野球』の3つのキーワードが出てきたけど、これをちゃんと整理して、優先順位を決めておかないと、キャラクターがその時々のストーリーの都合によって、他の時と矛盾する行動をとってしまいかねない。

ある時はお金よりも野球を優先して、またある時は野球よりもお金を優先して、またある時は勉強から逃げるためにお金を使って、またある時はお金のために嫌いな勉強をして、なんてなったら、どういうキャラクターなのか、わけがわからなくなるね」

まり子ちゃん
「うーん、確かに、自分で漫画を描くとき、キャラクターの特徴はいくつも考えますけど、優先順位まで考えたことはない気がします」

土田博士
「そこで『○○マン』の登場だ。

さっきのキャラクターに、『お金大好きマン』というあだ名をつけたら、勉強よりも野球よりも、お金を優先するだろう。『勉強大嫌いマン』とつけたら、好きなお金よりも、野球よりも、勉強から逃げることを優先するし、『野球マン』とつけたら、野球が最優先になるね。

こういう風に『○○マン』と心の中であだ名をつけてキャラクターを設定すると、キャラクターに一本太い芯が入って、ブレない面白いキャラクターになるよ」

好きなキャラに「○○マン」とあだ名をつけてみよう


まり子ちゃん
「じゃあ、逆に言うと、人気キャラクターには『○○マン』ってあだ名がつけられるってことですか?」

土田博士
「例えば、『ドラゴンボール』の悟空なら、『戦い大好きマン』だね。



彼は強い奴と戦うことが何よりも楽しい、というキャラクターだ。地球の平和を守ることよりも、1対1で強い相手と戦うことの方が大事で、相手がどんなに悪い奴でも、多人数で後ろから奇襲をかけるようなことは絶対にしないね。

ルパン三世なら、『スリルマン』だ。



彼は、色々な特徴があるけど、一番はスリルを楽しむこと。お金や宝石を手に入れることが目的じゃなく、それを手に入れるスリルが一番なんだ。

オールマイト(『僕のヒーローアカデミア 』)なら『正義マン』だ。



ルフィなら『信念マン』かな。彼は、自分の信念を曲げるくらいなら、死んだ方がマシ、というキャラだ。



自分の好きな漫画のキャラクターが、何マンか考えてみよう。それを参考に、自分の漫画のキャラクターにも、『○○マン』とあだ名をつけると、キャラクターを動かしやすくなるよ」


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